アジャイル開発とスクラムを読んだ
アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント
- 作者: 平鍋健児,野中郁次郎
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2013/01/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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野中 郁次郎先生が書いている本なんですねー
野中 郁次郎先生だと失敗の本質、とかイノベーションの本質とかが面白かった記憶
- 作者: 戸部良一,寺本義也,鎌田伸一,杉之尾孝生,村井友秀,野中郁次郎
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1991/08
- メディア: 文庫
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- 作者: 野中郁次郎,勝見明
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2004/05/13
- メディア: 単行本
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ということで、今回も学びながらなのでメモがてらブログを書きます。
P44 スクラムの枠組み
分類 | 呼び名 | 説明 |
---|---|---|
役割 | プロダクトオーナー | 何を開発するか決める人 |
開発チーム | 実際に開発作業に携わる人々 | |
スクラムマスター | 全体を支援、マネジメントする人 | |
成果物 | インクリメント | スプリントで完成された機能で、出荷判断可能なソフトウェア |
プロダクトバックログ | 順序づけられた製品の機能リスト | |
スプリントバックログ | スプリント内で開発する機能リスト | |
イベント | スプリント | 開発の反復単位 |
スプリント計画 | スプリント内で行う開発を決定するミーティング | |
デイリースクラム (朝会) |
毎日行われるミーティング | |
スプリントレビュー | スプリントの最後に行うインクリメントのレビュー | |
レトロスペクティブ
(ふりかえり) |
スプリントの最後に行う改善活動 |
これでわかりにくかった用語がわかった!
各役割も明確化された。スクラムマスターがすごい人じゃないと難しそう。
P53
スクラムを効果的に実践するためには、スクラムチームを含む組織全体が「コマンドーコントロール」方から、「リーダーシップーコラボレーション」方の自律した組織に変わる必要がある
P90
テスト駆動開発(TDD)
ユーザーテスト、開発者テスト(ユニットテスト)、品質保証テスト
今までのウォーターフォール型ではなく、テスト駆動型。
ユーザーテストもちゃんとしたいですね・・・
P121~
「ワンチームマインド」の実現
これがアジャイル開発に全体的に必要なこと、というのを繰り返し言っている気がする。
P142~ 楽天での導入
組織への推進の苦労や、実際の導入例が書いてあるので大変参考になる。
パーキングロットチャートほしいー楽天は自分のところでシステム作ってるのね。
いいなー
P209 マルチ学習
- 多層学習(個人、グループ、組織での学習)
- 多能力学習(別々のスキルを持った人が集まることで専門外の知識を得られること)
ホンダは、開発工程が行き詰ったときにメンバーを海外に視察にいかせた、とかすげーw
P213 柔らかなマネジメント
以下の3つの総称
- 自己マネジメント
- 相互マネジメント
- 愛情マネジメント
良いなと思った言葉メモ
P156
仲間を信じること、仲間に任せること、仲間を応援すること、といった人間中心の環境を作ることが重要
P167
アジャイルを進めていくというのは、どこまでも人を育てる話
と、ここまでアジャイル開発を読んできたけど
チームで仲間として働くことと、コミュニケーションがすごく大事なんだなと思った。最後の野中 郁次郎先生のインタビューの合宿やりたいなー
大学のゼミでやったみたいに、飯盒炊さんとかして一晩中プロジェクトについてとことん語ったりしたいですな。
次はアジャイルな見積もりと計画づくりを読む。
分厚い!
アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~
- 作者: Mike Cohn,マイクコーン,安井力,角谷信太郎
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2009/01/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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