インターフェイスデザインの実践教室を読んだ
インタフェースデザインの実践教室 ―優れたユーザビリティを実現するアイデアとテクニック
- 作者: Lukas Mathis,武舎広幸,武舎るみ
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2013/04/17
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログ (3件) を見る
オライリーの新作!
私はもうユーザビリティの本を読んでいるときが一番幸せだよ・・・
この本は、わりと「じゃあ実際どうするか?」が中心となっていて興味深かったです。
以下メモ。
- よい文章はよいデザインである
- 文章は、人と製品とがコミュニケーションするための大切な手段です。
- ポップアップウインドウは、クリックして消されるためだけに存在しているかのようだ。(消せば問題は解決すると思われている)
文章が、デザイン!もうちょい本読みたい。
以下の3つのモデルを反映する。
- ユーザーのメンタルモデル
- ユーザーインターフェース
- 製品の実体そのもの
P111 リアリズム
- 細部がリアルであることは、どのような動作をする可能性があるのか、つまり知覚可能なアフォーダンスを伝える助けになる。
- P116 従来の実物を模したデザイン
P141 アニメーション
- 重要でないアニメーションは避ける
- 「ユーザーの作業を遮って何かを無理やり見せる必要が本当にあり、それに関連する情報をアニメーションが伝える場合」
P159 集中を妨げない
- ユーザーの代わりに決定する
このたとえの「メモリーカードの[画像とビデオの読み込み]をクリックする人が何人いるのか?」ってあるあるすぎて笑った。
P162 緊急性がなければユーザーの意思決定を促してはならない
- 通知したい内容が特に重要というわけでないなら表示してはなりません。(略)できるだけ邪魔にならないように表示しましょう。たとえば、モードを変えずにちょっとした警告を表示することができます。
P166 動作の取り消しを可能にする
- ユーザーに信頼されるアプリを目指しましょう。そのためには、ここで説明したようにユーザーに信頼してもらえる取り消し機能を実現するのも大切ですが、ユーザーが予期したとおりに安定して動作することも欠かせません。
P180 環境設定の種類
- 「プレファンスを避けるべきだ」が筆者の主張ですが、この主張にはコンフィギュレーションは含まれていません。
私もプレファンスを避けるべきという主張だし、設定画面が複雑化してストレスが増すと思っているのですごい同意・・・・
プレファンスによりモードが導入されるとアプリの動作に一貫性が欠如するというのも同意
P191 時間
- データに時間実でアクセスできるようにするとわかりやすいことがある。
確かにDSのデータの画面見やすいし、どこに画像があるかわかりやすい!
P213 機能の削除
- その機能の役割が、「非常に重要だがまれにしか使われない」という種類のものではないか?
- その機能があまり使われていないのは、デザインが悪いからではないか?UIがわかりにくいからではないか?奥に隠されてしまっているからではないか?名前が悪いからではないか?使い方がわかればもっと頻繁に利用されるのではないか?
- その機能が無視される理由は、単にその機能が不要だからだろうか?
あとはユーザービリティテストの詳細なやり方とかが載ってて面白かった。
ユーザビリティテストやりたいなぁ。
次読む本。文章もデザインや!
- 作者: スティーヴン・キング,Stephen King,池央耿
- 出版社/メーカー: アーティストハウス
- 発売日: 2001/10/26
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 56回
- この商品を含むブログ (60件) を見る